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妄想が止まらないリクノです。
テスト前になってくると、妄想力がアップする気がします。
なぜだ、なぜなんだ!!
帝人:ピアノ、杏里:チェロ、正臣:バイオリンのトリオっていいなー、とか。
来神組でバンド組んでほしいなー、とか。
とうわけでツイッターでつぶやいた妄想を、形にしてみました。
オチとかなんもないです。
“小説”って言えるものではないです。
気が向いたらこの設定でもうちょっとまともな文章を書く・・・やも。
でもとりあえずは書きなぐりなので、ブログの方にあげておきます。
※注意※
・デュラララ!!二次創作…でも小説ってほどのものじゃない
・妄想を書きつづっただけ
・過去捏造
・とにかくひどい。
・以上、大丈夫な方は“続きを読む”をクリック、クリック♪←
「ちょっとシズちゃん、ドタチンのドラムとずれてるじゃん」
「あ?」
「リズム隊がずれるとボーカルはどうしたらいいかわからないんだからね」
「偉そうにしゃべるな臨也」
「まぁ静雄、落ち着いて!とりあえずいったん休憩しようか」
「・・・こんなんでいいのか?こいつら」
来神学園の近くにある小さなスタジオ。
そこには、文化祭のステージに向け練習を重ねるひと組のバンドがいた。
ドタチンこと門田京平がドラム、平和島静雄がベース、岸谷新羅がキーボード、そしてギター&ボーカルを務めるのが折原臨也だ。
「そうだ、みんな!休憩ついでに、バンド名決めようか」
犬猿の仲である静雄と臨也が空気を悪くするたびに練習が止まるので、今日だけで4度目の休憩に入った。
そこで新羅は、いまだに決まっていないバンド名を考えることを提案したのだ。
「バンド名か…新羅、このメンバーにネーミングセンスのある奴なんていないだろ?」
門田の指摘はもっともだった。
「ひどいなぁ、ドタチン。俺が素敵な名前を付けてあげるさ」
「臨也は中二病という不治の病がなぁ~」
「新羅までそんなこと言うの?俺のセンスを疑わないでよ!たとえば・・・“金髪バイオレンス”とか♪」
「臨也、てめぇ・・・!!」
「あぁもう!臨也も静雄もいい加減面倒だなぁ…」
「お前がバンド組ませたんだろ、新羅」
「そうだけどさぁ」
「ところでドタチン、そろそろ時間じゃない?」
「おう、ホントだな」
今日の練習はもともと、門田のバイトの時間までという約束だった。
「じゃあ新羅、俺はバイト行くから」
「うん、わかった」
門田はそれだけ言ってスタジオを出て行った。
「ねぇ新羅、俺たちも解散しようよ」
「あぁ。俺もこれ以上ノミ蟲と一緒になんかいられねぇ…」
「たしかにこのまま話し合っても意味がなさそうだしね」
新羅は一度大きくため息をついた。
「バンド名は勝手に決めておくよ?いいよね、静雄、臨也?」
「うん、いいよ~。じゃあ俺もかーえろっと」
言いながら臨也は去っていった。
「新羅、いい案ありそうなのか?」
二人きりになったスタジオで、不安そうに静雄がたずねた。
「大丈夫だよ。少なくともほかのメンバーよりはね」
「・・・まぁ」
「さ、俺たちも出ようか」
こうして今日の練習は解散となったのだった。
「セルティ、ただいま」
『おかえり。バンドの練習はどうだった?』
「あいかわらずだよ。特に臨也と静雄がね」
『・・・なんとなく想像できるよ』
新羅が帰宅すると、デュラハンであるセルティがひとりでパソコンに向かっていた。
『ところで新羅。バンド名は決まったのか?』
「うん、さっき決まったところだよ」
『なんになったんだ?!』
セルティは心を躍らせながら尋ねた。
「僕たちのバンド名は“首なしライダー”だよ!」
『・・・!!』
「もちろんセルティのことさ♪」
後日、このバンド名は門田によって却下されましたとさ。
おしまい。