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エレベーターで偶然レジェンドに会ったところから物語は始まっていたと思うリクノです。
今日は本当にハプニング続きのバイトでした。
それはもう面白いくらいに!!
本当に楽しかったなぁ~。
働くって、素敵ですね←
いろいろ書いたら長くなりそうなのでたたんでおきます。
今回はレジェンドじゃなくて勇者の話ww
物語の始まりはレジェンドから。
というわけで、マンションのエレベーターでたまたまレジェンドと遭遇。
レジェンドのおかげでちょっとテンションも上がり、バイトへ。
―――ん?店の中から知らない人の声…もしや本部の社員?!怖いからいやだなぁ
そう思いながら店に入ると、知らない社員さんが一人。しかも誰かと電話中。
―――あれ?今日店長がいるはずなんだけど…
電話が終わるのを待って話を聞くと「店長が休みなので午後からヘルプできました、浅野(仮名)です」とのこと。
「あ、半井です。よろしくお願いします」
とりあえずちゃんとあいさつをする私。
「半井さんですか。パートの方に聞きました!
『なんでもできるから、全部任せて大丈夫』だと。
すみません、よろしくお願いします」
ちょっと待ってーーーー!!あなた社員ですよねー!?
なんで入って3か月のバイトに頼ろうとしてるんですか!!!
―――でも優しそうな、腰の低ーい人っぽいし、こういう性格なんだろうな。
そう思いシフトを確認。
今日は宅配のバイトは5時からくる一人だけ。
続いて配達の注文を確認。
―――あれ?2件入ってる?場所的にいけないことはないけど・・・ちょっときついか?
そんなことを考えて仕事モードに入った私に、浅野さんから一言。
「あ、5時からの注文二件にしちゃいました。
すみません、さっき電話かけてきたお客さん怖かったから注文通しちゃいました(汗」
ちょっとーーーー!!!
いや、可能な範囲の注文だからいいよ?いいけどさぁ!!
対面しているわけでもなく電話で話しているお客さんにおびえて注文を通すってどうなのww
どうしよう、浅野さん、おもしろすぎる!!!
そんなふうに浅野さんの面白さを感じていると、時刻は5時。
―――あれ?今日のバイトさん(通称『遊び人』)が来てない?
遊び人は電話もつながらず、来る気配がない。
―――やばいフラグだな、これ
と言うわけで急遽、浅野さんが配達へGo。
まぁGoするまでに『地図が老眼で見えない』とか『住所が見つからない』とか『蛍光ペンがない』とか・・・
なんかいろいろありましたがとりあえずGo。
店に一人残された私は笑いそうなのをこらえ仕事を続ける。
浅野さんがスムーズに次の配達に行けるように、お客さんの家を地図で探し出しておく方向音痴の私。
宅配のメンバーがいつも探しているのの3倍は時間がかかったww
浅野さんが1件目の配達を終えて店に戻ってくると
「本部の部長に今の状況を連絡してください、すみません」
と言って次の配達の準備。
「地図探しておいてくださったんですね、すみません」
謝らなくていいから早く配達に行ってください、浅野さん!!
そんな浅野さんを見送って、私は電話。
本部へ電話するのが大嫌いな私ですが、この状況じゃ仕方ない。
「●●店の半井です。実はかくかくしかじかで…」
「えぇー!?・・・じゃあ仕方ないですね、今日は一度退社した●●さんに頼んでみてください」
部長が口にしたその名前は、われらがスーパーパートさん、“勇者(命名レジェンド)”!!
勇者は戸惑いながらも快く引き受けてくださり、店へ来ました。
勇者がものすごい勢いで仕事をし始めると、浅野さんが戻ってきて
「あー!●●さん!!よかったー、すみません!!」
この人は何度謝ったらいいんだろうww
でもこのあとの仕事は、勇者が浅野さんと一緒に寿司を作り、配達もものすごい勢いでこなしました。
ちなみに勇者は、他のバイトに道を説明するときに
「あそこのカーブミラーを曲がる」
などという、コアすぎてわからない説明をするほど周辺地域の地理に強いのです☆
一連のばたばたも落ち着き、勇者も店に戻ってきたので談話。
「●●さん、今日、店長は急にお休みになったんですか?」
「急なんてもんじゃなかったんやで!電話すらなくて、朝入ってたパートさんすごく困ってはったんやから!!」
(・∀・)?
店長がこ・な・か・っ・た?
いやいやいや、どういうことよ、それ!!!
勇者から聞いた、今朝の店の様子はこう。
9時出勤だった勇者とは別のパートさんが店に来ると、店長がいない。
電話もないまま9時になる。
前日までに大量の注文が入ってるし、店に置くための寿司も作らなければいけない。
一人ではできないので店長に電話するが・・・つながらない。
しかたないので10時出勤だったバイトを、急きょ9時半に召喚。
さらに、本日はお休みだった勇者を10時に召喚。
それで何とか乗り切ったそうです。
もうこの時点でカオスだったみたいww
店長が来ないってもうフォローしようがないんですけど…。
何がかわいそうって、店長とバイトと二人も無断欠勤したせいで、休日が一転フルタイム出勤になった勇者ですよね。
「朝、毛布干してたのに急いで来たんやで!!」
って言ってました。
本当にお疲れ様です。
勇者がいなければこの危機は乗り切れなかったことでしょう。
ちなみにバイトの最後は、たまたま元社員さんが持ってきてくれていた差し入れを食べました。
パートさんが差し入れてくれたワッフルも食べました。
私はいつもどおりに仕事をしただけなのに、なんか得した気分ww
でも今回のことでよくわかりました。
あの店は“問題が起きることすら楽しい”と!!